国立大学職員の徒然日記

国立大学職員の実態について語るブログ

国立大学職員の懐事情

先日、国立大学職員(事務)の初任給は、都内勤務で手取りおおよそ210,000円くらいと書きました。

 

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国立大学職員の給与はどうやって決まっているの? 

国立大学職員の基本給は、毎年、人事院ってところが民間企業と公務員の給与水準が同程度のものなのか?という調査をした上で、毎年、少しずつですが変動しています。ここ最近はプラス改定が続いており、ネットニュースで配信されるたびにコメント欄が公務員バッシングの嵐になるやつです。

そういう意味では、国家公務員の給与体系に準拠している国立大学職員は「高すぎないけど低すぎない」という水準でしょうか。

ただし、最近は年金や健康保険の負担率が高くなっていることもあり、それに所得税、住民税等を控除されると手取りはかなり少なくなります。まあ、これは民間企業で働いている方にも言えることです。

 

ずばり年収は!

私が30歳の年収(額面)で、ざっくり

  • 基本給 248万円
  • 諸手当 42万円
  • 超勤手当 105万円
  • 賞与(夏・冬) 86万円  計 481万円也!

うーん、、、超勤手当がやばいですね。確かに残業はかなり多かったです。

残業代は部署によりまちまちなので、30歳だと400万円+αくらいでしょうか。

ちなみに年金、健康保険、所得税、住民税、労働保険料で110万円。

つまり、手取りは371万円でした。

今現在に置き換えると、人事院勧告でこの当時よりは確実に基本給や賞与が上がっています。

あくまで一つの参考にしてみてくださいね。